「交流磁気治療器」が他の磁気治療器と比べて、即効性や効果の範囲が広く大きいのは、血液の流れの善し悪しに関係なく、人体に電気を発生させることができるからなのである。

これを磁気の検知器で測定すると、かなり広範囲に磁気を飛ばしていることがわかる。

従って、これを身体に当てると、磁気が完全に体内を突き抜ける。

たとえば、腹に当てると、腹部を抜けて背中にまで達する。

枕にして頭を乗せると、頭の中も完全に突き抜けるのである。

ここが永久磁石の治療器と根本的に違うところなのである。

永久磁石は、体の中を血液が流れたときだけに作用する。逆に言えば、血液の流れの悪い血行不良のところでは作用しない。

ところが私が開発した交流磁気治療器は、血液が流れに関係なく、体内に電気を起こし、血行をよくする。

東洋医学では病の原因といわれる血(おけつ)を改善できる、しかも体の深部までだ。

私の心は、交流磁気治療器の未知なる可能性に震えた。

家族に健康が戻ってきた

早速、試作品を息子に試してみた。

まず歯が埋もれるほど腫れていた歯茎の腫れがおさまり、埋もれていた歯が見えるようになってきた。

次に肝臓に当ててみると、全身を覆う湿疹が薄紙をはがすように良くなった。

食欲不振の時に胃に当ててみると、食欲がでてきた。

便秘の時には磁気の上に座らせておくと、自分で勝手にタイマーを入れ、それまでは排便の度に出血をしていたが、排便が楽になった。

それと不思議なことに、一日ずっと座ったままで生活しているのに足の筋肉がなえることがない。

またそれまでは萎縮しっぱなしであった左の手の指が、開き、ものをしっかり握れるようになってきた。

もう一つ、介護する側にとって幸いなことに、他の家族と同じだけ食べ、運動はまったくしないのにまったく太らない。

精神面では、あんなに暴れていたのが嘘のように情緒が安定してきた。

妻は妻で、最初は手術した患部にかけた。また冷えを取るため足の裏に当てた。

当時は気づかなかったが、結果的に「湧泉」という腎臓のツボに当たり、一つになった腎臓を助けることになる。

いつの間にか、冷えが取れ、便秘がよくなり、よく眠れるようになった。

試しに頭に当ててみたところ、血圧も安定してきたのだ。

このことにより、私は頭部に当てることが、自律神経を安定させると直感した。

私自身は、糖尿病はすい臓が何らかの理由で機能不全に陥っているのだろうと考えて、上腹部を両側からはさんで当てた。妻を手本に頭にも当て始めた。

交流磁気治療と並行して、徹底した食事の改善も行った。

息子の便秘解消と薬害で苦しむ肝臓をこれ以上いためないためにと、主食は玄米、それに馬に食わせるほどと笑われそうな量、質とともに充実した旬の野菜料理、かかさないのは豆料理と芋料理、それにこれも旬の魚、肉は良質の鶏肉を少量食べた。

交流磁気と食事改善が、息子だけでなく、妻を四度にわたる開腹手術の後遺症から、そして私自身を糖尿病から救うことになる。

私の唯一の悔いは、「もっと早くこの治療器を作っていたら息子の知能ももう少し進んだのではないか」ということだ。自分の子が無理ならば、ひとりでも同じ境遇の子供を救ってあげたい・・・そんな想いから、「素人には無理だ」と誰からもいわれた厚生省の認可に挑むことになる。

交流磁気治療の本!2013年1月25日発売

アマゾンからご購入いただけます。

「磁気治療が好き!ー心にも体にも優しい免疫も高まるエネルギー療法」
日下史章先生 上村晋一先生著
永野剛造先生 要明雄先生 川本和久先生にもご協力いただきました。
コスモの本より  1200円+消費税