中川博士は、医師がもてあます病気の数々として、次のような症例を挙げている。

肩こり、腰痛、頸肩腕症候群、習慣性の便秘、不眠症、頭痛や頭重感、原因不明の胸痛、手足の不定の痛み、背中の痛み、原因不明のめまい、足のだるさ、その他、自律神経失調症、不定愁訴等々である。

これらの病気の多くは、検査をしても容易にその原因をつかめない。

医師としては 「気のせいではないですか」 といいたいところだろうが、そうもいえないので、いろいろ薬を出す。まさにこうなると、当たるも八卦ではないが、薬が効けば儲けものというようなものである。

たとえば、あなたが頭脳労働者で、慢性胃腸病で悩んでいるとしよう。病院で胃の内視鏡検査をしても、レントゲンを撮っても異常なしといわれる。

ところでこの検査でわかるのは、胃の姿、潰瘍などである。確かに胃下垂などはわかる。しかし、胃が食べた物をドロドロに消化して、腸に送り込む機能をチェックしているわけではない。つまり、現代医学は肝腎かなめの機能の検査をしてないのである。

医師はレントゲン写真をみて、「ああ、あんたの胃はきれいだからなんともないですよ……」という。しかし、自律神経のバランスが崩れて発生している胃病は、この検査では絶対にわからない。たとえば、胃酸過多症などは、自律神経を調えない限り治らない。

よく胃酸過多症の人が胃薬を飲んでいるが、これは一時的に酸を中和しているだけで、根本的に治しているわけではない。胃というのは常に動いている。したがって、一時的に中和しても、またすぐに酸を分泌する。まして薬で酸をとりつぶせば、また酸をそれ以上に分泌することになるではないか。

ところが、自律神経を調整しながら同時に胃を治していけば、胸焼けなどは起こさなくなるのである。

私もかつて、胸焼けして焼き芋が食べられなかった。しかし、いまでは苦もなく食べることができる。これも交流磁気治療器で、胃だけでなく自律神経を含めて全身が活性化されてきたためである。

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